リミット幅に対してセーフティーオーダーはどう考えるか?

リミット幅に対してセーフティーオーダーはどう考えるか?こんにちは(*^^)
昨日ちょっとお話しかけた、セーフティーオーダーとリミットの関係ですが、リミット幅より、セーフティーオーダー幅の方が狭くなくてはならないのかという質問を非常に多くいただきます。
理想的には当然そうなります。
しかし、必ずしもそうばかりは言ってられないのです。
例えば、下の例を見てください。
リミット 100pips セーフティーオーダー 50pips
リミット 50pips セーフティーオーダー25pips
リミット 20pips セーフティーオーダー10pips
リミット 10pips セーフティーオーダー5pips
どれも、リミット幅に対して、セーフティーオーダーが半分という設定になっています。
しかし、になると、エントリーの方向が合っていたとしても、スプレッドと僅かな値動きで、セーフティーオーダーにかかる確率がグンと高くなります。
要はデイトレなどでは理想的なリミットとセーフティーオーダーが入れられるのですが、スキャルなどのように、狙うpipsが少なくなればなるほど、難しくなり、セーフティーオーダーがリミットと同じ幅、もしくはそれより多くなる事があります。
しかし、それが必ずしも×ではないというのは、値幅だけで考えず、レジスタンスとサポートを考慮した上で、セーフティーオーダーがリミット幅より大きくなるという場合です。
仮に、
リミット 20pips セーフティーオーダー60pips で勝率9割
リミット 20pips セーフティーオーダー10pips で勝率2割 ならば・・・
は20pips×9回-60pips×1回=+120pips
は20pips×2回-10pips×8回=-40pips(いわゆる“損切り貧乏”)
となります。
抵抗をしっかり見極めて、そのセーフティーオーダーにかかる確率が低い事を自分でしっかりと経験から得ているならば、のようなリミットに対して、セーフティーオーダーが大きいという場合も、十分戦略の一つになります。
一概に、リミット幅よりセーフティーオーダー幅を小さく・・・ばかり考えていると、勝てる場面で勝てないことも多々あります。(特にスキャルなどの場合)
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先週私が行ったトレードで、分かりやすい例があります。
※ポンド円の取引はスプレッド1.6pips固定外為ジャパンが断然有利
外為ジャパン
20110528-1L.jpg
セーフティーオーダーをサポートの下に置いていたので、セーフティーオーダーに近付きましたが、かかることなく、リミットにかかっていました。
大事なのは、どこに抵抗があるのかを見る力です。
この時のチャートは([emoji:e-30]クリックで拡大)
【テクニカル分析にはメタトレーダー4!】 MTFXはノーディーリング!
20110528-2.gif
Aが買いエントリーした所です。
Bの直近安値と白ラインCでサポートとして支えられるかと考えたからです。
が、更に下抜けました。
しかし、青のラインで一旦支えられて小反発する可能性(確率)はかなり高い事を知っています。
分かりやすく言うならば、自分が今までチャートを見てきた中で、そのパターン90%の確率で起こり、10%の確率で、青のラインこのまま下抜けるという経験則があります。
その場合、で損切り貧乏にならず、のようにトータルで勝つという方法もあります。
もちろん、この場合、10回のうち1回はセーフティーオーダーにかかる計算ですが、想定内という事です。
この方法が使えるのは、
抵抗が分かる事
高い確率の方が分かる事(チャートを見続けて自分でパターンを分類するしかない)
が絶対条件です。
抵抗については、マルチタイム移動平均線を表示させておけば、かなり分かりやすくなりますよ[emoji:v-290]
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